パーソナルシェフへの道

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○○がご機嫌だと料理が美味しくなる

お楽しみさまです!
一皿入魂のマクロビオティック・パーソナルシェフ松本敏弘です。

 

前回は、ストレスフリーなキッチンにする為の
工夫についてお伝えしました。

写真 2(1)

今日は、なぜそうするのかという
もう少し突っ込んだ
キッチンを神域化する
というお話をします。

 

聖域化
実際のパーソナルシェフ養成講座では、
場の力がどれほど料理に影響しているかを知る
ある実験をします。

 

書類、本、雑誌や文房具が散乱している机と、
長時間、何もおかずにピカピカに磨かれた

机の2つを用意します。

 

次に、丁寧に淹れたコーヒーを、
それぞれの机においておきます。

 

10分ほど置いてから
飲み比べをします。

 

乱雑な机に置いたものは、
雑味や、えぐ味の強い
コーヒーに変わっています。

 

キレイな机に置いたものは、
芳醇な香りのする、好き透った味の
コーヒーになります。

 

場の力でこれほど変わるんです。
不思議ですが本当の話です。
同じように、
どんな場で料理するかで
味が変わります。

 

なぜそうなるのか
その訳は。

 

その場に住んでいる
微生物の働きによるものです。

 

彼らに味方になってもらって
ご機嫌に働いてもらうのか、

 

不機嫌になって悪さをされるのか
その差です。

 

食べ物をおいしくするのは、
もちろん調理の力もありますが、
目に見えない微生物の働きが大きいです。

 

解りやすいのは
味噌、醤油、漬物などの醗酵食品。

 

醗酵食品が旨みたっぷり、
美味しくなるのは
蔵や、樽に住んでいる
微生物の力です。

 

微生物の働きで、
食材を味噌、醤油、漬物へと育ててくれます。

 

彼らが
いい振る舞いをすれば「醗酵」
悪い振る舞いをすれば「腐敗」

 

それほど微生物の振る舞いは
おいしさに大きく影響します。

 

そして彼らにとって大切なのは
「ご機嫌」に働ける環境です。

 

どんない良い個性、素質を持った人でも
環境に左右され、付き合う人によって
良くも、悪くなったりするのと同じです。

 

あなただったら
どんな環境だと日々ご機嫌ですか?

 

人間関係がよく
整理整頓の行き届いた
風通しもよく
日当たりのいい
眺めのいい
そんな場所だったら快適ですね。

 

では微生物にとってはどんな
環境だとご機嫌なのでしょう?

 

微生物の働く環境を、
培地=場といいます。

 

作物でいえば土壌。
畑の土で作物の味がかわるごとく
培地が整うと微生物たちは
ご機嫌に働いてくれます。
そのためにまずすべきことは、

 

「掃除」
汚れた場所があったり、
そこに意味のない不要な物がいつまでもあると、
ネガティブなエネルギーを発生させてしまい

 

微生物は醗酵ではなく、
腐敗の方向へと振る舞い始めます。
乱雑な場所に置かれた
コーヒーがまずくなったのは
腐敗の働きのせいででょう。

 

おいしいごはんをつくる一番の秘訣は、
彼らに応援してもらうために
キッチンを掃き清め「神域化」することです。

 

イメージは神社の背筋がピンと伸びる
清々しさです。
あなたのキッチンは
微生物さんにご機嫌に働いてもらるでしょうか?

 

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