パーソナルシェフ認定講座の様子や最新情報をお届けします
お楽しみさまです
一皿入魂のマクロビオティック・
パーソナルシェフ松本敏弘です。
今日は日本を変えるのは包丁を持った女性!?
というお話をさせていただきます。
ところで
「パーソナルシェフ」という仕事、
日本ではまだ聴きなれない方も多いのではと思います。
「パーソナルシェフ」とは
クライアントの体調や好みに合わせ、
メニューを作成し、食材の買出し、
クライアント宅での調理、
盛り付け、後片付けまでを行います。
食べる人のことを想い、
心を込めて料理をつくる
「クライアントの
いのちを預る料理人」
のことです。
私は、パーソナルシェフという
新しい「食業」
の魅力をたくさんの方に伝えしたいと願い、
寝ても覚めても365日
パーソナルシェフのことを
考え続けています。
具体的には
●マクロビオティック・パーソナルシェフ
としてクライアント宅でお料理したり
●日本パーソナルシェフ協会を設立し
パーソナルシェフの養成、
新しい「食業」の普及活動をしたり
●日本各地の真面目に、もの作りに取り組む
生産者の方々とつながったり
●「食べ方を変えると、生き方が変わる」を
モットーに食べる事の大切さ、
日本の食文化を伝える料理教室をしたりと
このように私がパーソナルシェフの活動に
没頭するには理由があるのです。
それは
料理の好きな女性の為に
新しい「食業」を作り出し、
新しいワークスタイルを広め
日本を変えていきたいと
思っているからです。
私は15年以上飲食店の運営に携わり
1000人以上のスタッフ採用
にかかわってきました。
その多くは女性でした。
みんな料理や食の事を学び
真面目で、向上心があり、
熱く純粋な眼差しで
食で世の中を良くしていきたい!
自分の料理で人に喜んでもらいたい!
と本気で思っている人たちばかりでした。
しかし実際の飲食店の仕事は
長時間労働、不規則なシフト
低賃金でハードな毎日です。
そのため、学んだ事を活かすことなく、
食の舞台から去っていく姿を
たくさん見てきました。
一方日々、家庭の台所に立ち
家庭料理を通して
学んできたことを実践しようと、
一生懸命工夫し、お料理をしても
それが当たり前。
誰からも感謝もされず、
美味しいとも言ってもらえず
文句ばかりで認められない。
彼女たちは心の奥で思っていました。
・食の分野で自己実現したい
・好きな料理で人に喜んでもらいたい
・自分のライフスタイルに合わせて生涯続けられる食の仕事がしたい
・食、健康に関する資格を取ったのに、生かしきれていない
・母となる女性、次世代の子供達に食の大切さを伝えていきたい
・キッチンから日本の「食」を変えたい
それを聞いて私は思いました。
こんな料理好きで
向上心のある女性が
活躍できる舞台があったら
彼女たちは”水を得た魚”のように
イキイキとハッピーで笑顔になれる。
そんな彼女たちのつくる料理の力で
日本を変えていけるはずだ。
そんな女性が
パーソナルシェフ
の担い手なのです。
パーソナルシェフのミッションは
食べる事の大切さ、
日本の食文化の
知恵や精神を
「究極の家庭料理」
を通して伝承し、
日本の食卓を守る
ことです。
そんな想いを胸に抱き、
パーソナルシェフは日々
一皿入魂で
「究極の家庭料理」を
つくり続けています。
そして
日本を変えていくのは
政治家でもなく
大企業の資本家でもなく
日々
キッチンで包丁を握る女性
だと確信しています。