パーソナルシェフ認定講座の様子や最新情報をお届けします
お楽しみさまです!
一皿入魂のマクロビオティック・
パーソナルシェフ松本敏弘です。
前回に引き続き、
「お米」の種類について
お話をさせて頂きます。
白米、分づき米、玄米、発芽玄米と
紹介してきました。
さて次は、
●酵素玄米または醗酵玄米
腐らない。消化にいい。玄米の納豆版。
酵素の力で、玄米を吸収しやすい形に変えてくれ
栄養をほぼ全吸収。白米の半分の時間で消化。
酵素は熱で死んでしまうのでは?
と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょうが、
発酵玄米の菌は高温菌なので、
沸騰させて炊いた後も、
少しは生きています。
その生き残った菌が3-4日間、
70度前後の適温で保温している間に
増殖していきます。
3日間で酵素いっぱいの、
熟成したもちもち玄米に変身します。
そして驚きなのは一旦醗酵したご飯は腐らない!
どんどん熟成が進むだけで日が経っても
悪くなることはありません。
が、大きな難点があります。
長岡式酵素玄米に代表されるように、
その炊き方が大変面倒だということです。
圧力釜で特別な炊き方をする必要があり、
炊いた後の温度管理がとてもデリケートで
忙しい現代人にとって毎日続けるには、
かなりの努力を要します。
●発芽酵素玄米
発芽で活性化×生きた酵素たっぷり。
究極の主食。
発芽玄米を発酵させるので、
発芽玄米や酵素玄米より、
さらに消化吸収に優れています。
酵素も一番豊富なので、
あまり噛まずに食べても消化によく
ほとんど胃もたれしません。
もちろん良く噛んだ方がいいです。
母乳が人間にとっての完全食だとすれば、
発酵発芽玄米はこの世の中に存在する
食べ物の中で、母乳に次いで完全食に最も近い
スーパーフードです。
逆に言えば、発芽醗酵玄米は
「発芽」「醗酵」のダブルの手間がかかります。
発芽玄米、酵素玄米にしても良いのはわかっていても
作るのに大変な手間と労力が必要です。
最近では炊飯器もますます進化して
酵素玄米を美味しく炊くためのタイプがあります。
我が家でもそんな炊飯器を活用して
酵素玄米ライフを楽しんでいます。
食べ物の質が変われば、
カラダが変わります。
その中でも日々の「主食の質」
を変えることが一番の方法です。
みなさんも
その日の気分、体調に合わせて
自分に合ったお米の種類を選んで
ごはんを楽しみましょう。
明日は、ボクが酵素玄米を食べている理由
をお届けします。
お楽しみに!
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