お楽しみさまです!松本敏弘です。
先週末は講座ざんまいでした^^
パーソナルシェフ
ワンデーレッスン
「おいしいごはんの法則」は
僕の中でも一番大事にしている講座です。
おいしいごはんという
フワッとした感覚的なことを
いかに法則化して
再現性のあるものにするか
というのがこの講座のテーマです。
いつも言ってるように
テクニックやレシピよりも大事な
料理以前のこと
マインドセット=在りかた
HOWよりもBE
そんなことを
繰り返しお伝えしています。
抽象度の高い話なので
伝わるかなと思っていたのですが
今回はなんとブラジルの方にも
受講いただきましたが
ちゃんと受け取っていただけたようです。
講座では
座学+ワーク+実習を通して
お伝えしているのですが
何とか言語化してメールでも
お伝えできないかと思い
お届けしてみます。
伝わったら嬉しいです。
いきなり
直球な質問です
おいしいごはんに
必要なことは?
味、素材、調味料、
盛り付け、匂い、調理法、、、
それもあるでしょう
料理科学の知識
テクニック
それもあればいいでしょう
でもそれ以前に
大事なのは
・
・
・
・
・
・
それ以外。
???
どういうこと?
食べた瞬間の
うわ、おいしい!
はその瞬間のおいしさ。
一方
食べたあとも続く余韻だったり
食べたあとも続く幸せ感
おいしかったな~
よかったな~
また食べたい
が、じわじわじわ
広がっていく
そういうのを
本当のおいしいごはんと
呼んでいます。
そして
そんな余韻を
生み出しているのは
つくる人の佇まい
その人の所作
発する言葉
料理の味わい
その全部が合わさった
料理全体から醸し出される
雰囲気、行間、オーラ。
それは
何も一流レストランの
ハレの日のご馳走ではなく
普段の日常のごはんでこそ
実現可能だと思っています。
たとえば
佐藤初女さんのおむすびは
一見何の変哲もない
ただのおむすびなのに、
食べた人は、
じわ~と
余韻に浸り
時には涙する人までいる。
たった一個のおむすびから
また明日もがんばろう
と元気をいただける。
単においしいだけでなく
からだにいいだけでもなく
見た目がきれい
というわけでもなく
でも、そんなごはんが
心もからだも満腹にしてくれる
本当のおいしいごはんです。
実際
初女さんのおむすびにも
レシピやつくり方は
存在するでしょう。
じゃあ
その通りにつくれば
食べた人の心もからだも
満腹になるのか?
そうじゃないと思うんです。
じゃあ
違いは何か?
どうやったら作れるのか?
それは
「料理をしている時以外」
の過ごし方、在り方、
です。
どういうことかというと
料理をしない時も
食べる人のことを
思っている、
気に掛けている、
こうなって欲しいなあと願い、
祈っている。
それを
日常、普段からやり続けている
想いを馳せ続けている。
だからこそ
料理にその思いが乗って
本当のおいしいごはんに
なるわけです。
これが
単においしいごはんと
本当のおいしいごはんの
違いを生み出す肝です。
そしてそれを
日々実践しているのが
大切な家族のことを思いつづけ
料理をつくるお母さんです。
でも、
忙しいから
時間がないから
他のことに追われて
ついついごはんのことが
後回しになっている現実がある。
だから
僕たちパーソナルシェフが
そんな究極の家庭料理の
ロールモデルになれればと思い
日々料理と向き合っている
という訳なんです。
誰でも経験をつめば
スキルアップします
段取りも良くなります。
単においしいごはんは
作れるようになります。
でも作りたいのは
その先にある
本当においしいごはん。
だから
クライアント様の
キッチンに立つ時以外に
どれだけクライアント様に
気を向け、
意識を向け、
食べる人のことを
思い続けられるか。
日々それを
追求しています。
だから
食べた人が
●●さんの料理は
なんか判らないけどおいしい
何故だかまた食べたくなる
と言っていただける訳です。
食べたあとも
幸福感が続き
心もからだも満腹になる人を
増やしていきたい。
世の中を
そんな食卓であふれさせたい。
そんな世界いいな~
と共感できる人と
ご一緒できたらと思います。
パーソナルシェフ養成講座24期が
4月27(土)から始まります。
↓ ↓
料理を通して
一緒に成長していける3ヶ月
そんなチャンス、席残わずかです。
興味ある、
詳しく話しを聞きたい方は
このメールに返信ください。
PS
嬉しい余談
ずっと懸案事項だった
キッチンスタジオ壁に刻まれた
“que tu sueño se haga realidad”
「ここはあなたの夢が叶う場所」
講座を受講いただいた
ブラジルの方にネイティブな発音を
教えていただきました。
あ~分かってスッとした
今日もいい気分^^