メリークリスマス!
いかがお過ごしですか?
僕はおとといから実家で過ごしてました。
実家から1時間くらいのところには
映画「釣りバカ日誌」のロケ地にもなった
「伊根の舟屋」というスポットがあります。
京丹後の実家周辺には
こんなスポットが彼方此方にあり
本当に自然豊かでいいとこです。
しかし
高齢化は深刻です。
数年前に父親が亡くなり
母は実家で一人暮らし。
遠く離れているので
寂し思いをさせています。
同じような境遇のクライアント様へ行くと
つい母のことを思い出します。
そんな母は
物事をとても悲観的に考えるクセがあり
いつもボヤいています。
よくもこんなノー天気な息子が
生まれてきたもんだと
母のことを良く知る嫁には言われます。
ハイ、
顔は母に似ですが、
性格は父親ゆずりです。
今回の帰省のミッションは
親父と母の入るお墓をどうする?
という数年来の懸案事項に決着をつけること。
人生の始末をつけることは大事。
だけど残りの人生もっと楽しめばいいのに
と母を見ているといつも思うんですよね。
客観的に考えて、
年金は死ぬまできっちり頂ける世代。
蓄えも多くはないど困らない程度はある。
家は古いけど持ち家で家賃もかからない。
カラダは少々ガタはきているものの持病はない。
時間も有り余るほどある。
普通に考えれば
残りの人生、
自分の好きなことを思う存分楽しんでも
バチは当たらないと思うんだけど、
なぜか
目が行くのは不足していることや
起こるかどうかも分からない
将来の不安ばかり。
車がないのでどこにもいけない
母は自転車に乗れない
田舎なのでバスの本数が少ない
近所ならタクシーもアリだと思う。
旅行など楽しめばいいのに
一緒に行く人がいないという。
好きな趣味を楽しめばいいのに
しばらく行っていないので面倒だという。
ペットと飼えばいつも一緒で楽しかろうに、
家が汚れるから嫌だという
さらには、
病気になった時の医者代
家が傷んだら修理しなくちゃいけない
いざという時の為に
無駄づかいは出来ない。
てな具合に
次から次に心配のタネを見つけては
ボヤいている。
よくこんなにも
心配を見つけてくるもんだと関心する。
人生良いも悪いも
心の持ち方ひとつ。
目の前にある現実は
ただの事実
それ自体に良い悪いはない。
不足に目を向けるのか
あるものに目を向けるのか
見る角度で
人生の意味は全く変わります。
一度きりの人生を楽しみたいのなら
「豊か」にフォーカスする
習慣をつけたほうがいい。
食事も同じだと思うんです。
目の前の食事
足りていないことに目を向けると
出てくるのは不満ばかり。
足りているとに目を向ければ
湧き上がるのは感謝の気持ち。
どっちが
食べて楽しく
美味しでしょう?
食べる時の基本姿勢は
おいしく、楽しく、感謝して。
そんな日々の姿勢が
考え方のクセにも影響を与えるのではないかと
改めて思った今回の帰省でした。
母の考え方のクセは根深い
残りの人生を楽しでもらう為には
どうすればいいのか答えは
見つかっていません。
なんかいい知恵あったら教えてください!
では引き続き
ご機嫌なクリスマスイブをお過ごしください。