クライアント様から嬉しい報告です!
担当シェフからメッセージが届きました。
その内容は、
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先程、年末に行った
カプセル内視鏡の結果を聞いてきました。
結果はなんと!
ほぼ炎症がなくなっている、
とのことでした
やったー!!
先生もこれは薬というよりも、
食事をきちんと気をつけた結果かも、
と驚かれていました!
▲ ▲ ▲
ここまで
このクライアント様は
ちょっと難しい病気を患われていて、
油がNG、海草、きのこ、繊維の多いものNG
あれもダメ、これもダメと制限だらけの中
毎回、あ~でもない、こ~でもないと
メニューづくりの苦悩たるや
半端ないものでした。
でも冒頭のメッセージで
苦労が一気に吹っ飛びました。
こんな瞬間は
本当にハイタッチで喜びたくなります!
台所は家庭の薬局という言葉があります。
時に、
食事はクスリ以上の力を持ち
病気や悩みを消し去ってしまうことがあります。
これからも食の力を信じて
益々一皿入魂でお料理して参ります!
では今日の本題、
前回の「塩分濃度をきちんと計測するためのツール」
の続きをお届けします。
塩は分量だけでなく、
塩のふり方にもちょっとしたコツがあります。
それは
モコミチのような高い位置から塩を振ること、
ではありません(笑)
あんな高い位置から塩振ったら
あたり一面に飛び散ってしまうじゃないですか!
振り塩は30cmくらいの高さで十分です。
計量スプーンから振る場合は
左手でスプーンの柄の端をもち、
右手でスプーンの柄の中央辺りを
軽くトントンとたたきながら
せかっく計った塩
まんべんなく振れるよう
練習しておきましょう。
塩には
山ほど種類がありますが、
高価なものじゃなくてOKです。
ただし精製塩ではなく
岩塩や海塩などの
自然塩を使いましょう。
そしてまんべんなく振るために
サラサラにして使ってください。
自然塩使っている人は
経験あるんじゃないかな?
保管しておいた塩がべっとりしたり
がちがちに固まって削らないと使えないとか。
特に
振り塩として使う時に湿気ってると
どぼっと
一箇所落ちて悲惨。
なので、
塩をさらさらにする方法
紹介しておきます。
強火で炒ると塩が焦げるので、
中火~弱火で木ベラで混ぜながら炒ります。
最初、
ベタベタしていた塩が、
少しずつサラサラになっていくのが
目に見えてわかります。
注)
炒っている間はくれぐれも
匂いを嗅いだりしないでください。
思い切り、むせます(笑)。
サラサラになったら粗熱を取り
保存容器に移しましょう。
高温で熱することで
吸湿性の高いニガリ(塩化マグネシウム)が
炒る前よりもサラサラになって
味もまろやかになります。
保存はテラコッタ(素焼き)の
容器なんかに入れておくと
湿気を吸ってくれるので
いつまでもサラサラです。
あとは炒ったお米を塩と一緒に
数粒入れておくという方法もあります。
生米では効果がないので
では週末もいい塩加減で
美味しい料理をつくりましょう!
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レシピの行間にある大切なこと
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僕が料理を教える時に、
一貫してお伝えしていることは
料理で大事なのはレシピでない!
ということ。
この塩加減の話のように、
レシピに書いてあるからと
塩の量を鵜呑みにするのではなく、
なぜ塩を入れるのか、
なぜその量なのかという、
レシピには書かれることのない
おいしさの法則の方が
よっぽど大切なのです。
メルマガを読んでいくだけでも、
色々な法則を知ることはできますが
メルマガでは伝えきれない
もっと実践的な内容を具体的に直接お伝えしています。
知ったその日から
あなたの料理を食べた人の発する言葉が
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