パーソナルシェフ認定講座の様子や最新情報をお届けします
お楽しみさまです!
一皿入魂のマクロビオティック・
パーソナルシェフ松本敏弘です。
今日は読者の方から頂いた質問に
お答えさせて頂きます。
お塩は自然塩を使っていますが、
使っているうちにどんどん湿気てきて
使いにくくなります。
もしよい保管や使用の方法があれば
教えて頂けるととても嬉しいです。
みなさんも経験があると思います。
保管しておいた塩がべっとりしたり
がちがちに固まって削りながら
使わなくてはいけなかったりと。
特に振り塩として使う場合は
湿気が多いと使いづらいですね。
塩は毎日使うもの
ストレスなく使いたいものです。
では
【塩をさらさらに保つ方法】
紹介します。
フライパンに塩以外は何も入れずカラ煎りします。
強火で煎ると(炒める感じです)塩が焦げてしまうので、
中火から弱火で木ベラを使って混ぜながら煎ります。
最初、ベタベタしていた塩が、
少しずつサラサラになっていくのが
目に見えてわかります。
サラサラになったら粗熱を取り
保存容器に移しましょう。
高温で熱することによって、
吸湿性の高いニガリ(塩化マグネシウム)が
酸化マグネシウムになり、
吸湿性が無くなります。
煎る前よりもサラサラになって
味もまろやかになります。
保存はテラコッタ(素焼き)の
容器なんかに入れておくと
湿気を吸ってくれるので
いつまでもサラサラです。
注意)煎っている間は匂いを吸い込まないようにしましょう。
むせます(笑)。
あとは煎ったお米を塩と一緒に
数粒入れておくという方法もあります。
生米では効果がないので
必ず煎り米を使いましょう。
では今日もいい塩梅で
美味しい料理をつくりましょう!