パーソナルシェフ認定講座の様子や最新情報をお届けします
お楽しみさまです!
一皿入魂のマクロビオティック・パーソナルシェフ松本敏弘です。
今日は食材を切る時の「型」
についてお話します。
・野菜がきれいに切れない
・なんかぎこちなく、切るのが遅い
・切りものをしていると疲れる
思い当たる方のほとんどは
「型」が間違っています!
そもそも、切りものの「型」を
意識したことがありますか?
包丁はもとは「刀」から生まれたものです。
武術で最初に「型」から学ぶように、
切りものでも「型」が大切です。
美しい「型」による切りものは、
素材を活かします。
静かでなめらかなムダのない動きは、
作り出す料理にも影響を与えます。
美味しい料理をつくる人は、
姿勢と所作も美しいものです。
一度、試しに自分の料理している姿が
美味しそうな料理を作っている姿なのか
撮影してみてください。
では、正しい「型」の説明に
入っていきましょう。
ポイント1 調理台の高さ
調理台の高さは重要です。
なんとなく切りものの時、
ぎこちなく感じるのであれば
調理台の高さが体にあっているか
今一度確認しましょう。
①調理台にまな板をのせ、
まっすぐ台に向かって立ち、
まな板の上に両手を自然におきます。
②ひじがまっすぐ伸びてしまうようなら、
調理台が低すぎます。
まな板を重ねるなどして
高さを調整しましょう。
③ひじを折り曲げた状態になるなら、
調理台が高すぎます。
足もとに踏み台を置くなどして
調整しましょう。
ポイント2 足の位置
①両足は肩幅程度に開き、
腰とまな板は、にぎり拳1個くらいあけます。
②まな板に対して斜め45度にに立つように、
包丁を持った側の足を後ろに
半歩程度引きます。
ポイント3 腕の位置
①脇を締め、お腹の前、
両手で二等辺三角形をつくります。
②まな板の長い辺が、
添え手と平行になるように
体を斜めに向けます。
③まな板の短い辺は、
包丁を持っている腕と
平行になるようにします。
これで体は斜め45度を向くような
姿勢になります。
ポイント4 基本の姿勢
①足の親指に力を入れて立ち、脇をしめ、
おへそを前に出して肛門をキュッと締めます。
②食材を真上から見下ろせるように、
少し前かがみにしておきます。
慣れるまでは不自然に感じるかもしれませんが
これで包丁をまっすぐ、スムーズに
動かすことができるようになります。
「型」を改善すだけで、
別人のように
切りものが上手くなります。
またこの基本姿勢を保って切ると、
自分のカラダの気のめぐりもよくなり、
料理をしながら元気になって
一石二鳥。
包丁が切れるにこしたことはありませんが、
まずは「型」から入りましょう。
包丁メーカーのこの図解わかりやすいです。
ご参考にしてみてください。
↓↓
http://tojiro.net/jp/training/stance.html
明日は「包丁の動かし方」について
お話しますね。
お楽しみに!
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