パーソナルシェフ認定講座の様子や最新情報をお届けします
お楽しみさまです!
一皿入魂のマクロビオティック・パーソナルシェフ松本敏弘です。
今日からは数回にわたり
知っておくと料理が美味しくなる
調理法のポイントについてお話していきます。
ところで、あなたは
「ゆでる」と「ゆがく」
の違い知ってましたか?
たぶん普段意識して使い分けることはないのでは・・・
小松菜、ほうれん草など青菜を
調理する時、おいしく出来るかどうかの
微妙な境目なので、その違いを捉えておきましょう。
・「ゆでる」は熱湯の中で素材に
火が通るまで熱を加えること。
・「ゆがく」は野菜の下ごしらえで、
ゆでるの一歩手前の火の入れ方です。
青菜は沸騰した多めのお湯の中で
2~3株づつ、火の通りにくい根の方から入れてゆきます。
決して一束丸ごと”ドボン”と入れない事。
急激に温度が下がり
ゆで上がるまで時間がかかり過ぎ
キレイな緑色や、食感が失われます。
野菜の美味しさを引き出せるか否か
ほんの一瞬が勝負です!
この時は、おしゃべり、
鍋の前から離れるは厳禁です。
見極めのポイントは、
茎が透き通る一瞬を
見逃さず引き上げることです。
このタイミングを逃すと
野菜の甘味も、食感も、
きれいな緑色も消えてしまいます。
この茎が透明になる時を
「命の移し替えの瞬間」
と言います。
すごい言葉だと思いませんか?
目の前の野菜が自分の体に入って、
生涯ともに生きていく事になる瞬間です。
ちなみに、食べ物を口に運んでくれるお箸を
「命の結びばし」
と呼んだりするそうです。
今日も「つながっている」
事を感じながらいただきましょう。
食べ方は、生き様です。
明日は「千切ると切るの違い」をお届けします。
お楽しみに。
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