パーソナルシェフ認定講座の様子や最新情報をお届けします
お楽しみさまですマクロビオティック・パーソナルシェフ松本敏弘です。
前回のパーソナルシェフ養成講座2回目
https://personal-chef.jp/2016/04/06/1183/
に続き3回目のレポートです。
この講座、タダ出席さえすればいいという事はあり得ません。
毎回課題が出て、きっちりやり切らないと終了しないのです。
「自分の自慢料理をレシピに起こす」
レシピを読むことはあっても自分でレシピを起こす機会は意外とないものです。
やってみると分かりますが、
自分がイメージする完成形は
レシピを読む人には案外伝わらないものなのです。
分量の表現
少々、適量、分量外など
読む人によって解釈が様々。
このような表現ではできあがりにバラツキが出てしまいます。
作り方も同様に
好きな、形、大きさに丸める
など
「こう出来上がって欲しい」のイメージを伝えることの
難しさを実感しました。
逆に自分がレシピを書く立場になって始めて、
レシピの行間まで深く読むことができるようになります。
次は今日つくる料理のフローチャート(段取り表)のシェアです。
書き方は人それぞれ
・緻密に細かく書くタイプ
・大雑把に流れだけをつかむタイプ
・文字情報優先の左脳派、
・ビジュアル重視の右脳派、
個性が出て面白いですね。
いつも言っていることですが、
クライアント宅のキッチンは
パーソナルシェフにとっての舞台、
レシピは台本です。
当然レシピの行間まで読み込んで
どう動き、どう振舞うかは事前に何度も
イメージトレーニングしています。
本番はそのイメージにしたがって
穏やかな気持ちで
ひたすら食べる人のことを想って
料理します。
時には、ハプニング
予想外な出来事もあります。
そこはあわてず即興で
楽しんで乗り切ります。
これができるのも「料理フローチャート」があるからです。
さていよいよ本日の実習スタートです。
まずは食材の取り分けから。
同じ大根、人参でも料理によってどの部位を使うのか
よ~く考えて取り分けていきます。
それぞれのキッチンスペースで
ひたすら食べる人のことを想って料理します。
約2時間超集中しての調理のできあがりです。
やはりここにも個性人柄が現れます。
では今日を振り返りながら、
試食タイムです。
やり切った感が
みなさんの表情に表れていますね。
午後の部は、頭脳プレイ、
クライアントタイプ別献立を考えるワークに続きます。
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