パーソナルシェフへの道

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おいしい料理のできる人は問題解決能力が高い人が多い

お楽しみさまです。松本敏弘です。
 
 
今日は新嘗祭(にいなめさい)
五穀豊穣を祝う日。
 
 
今日も料理をつくらせていただけること
食べてくれる人がいることに感謝して
お料理させていただきます。
 
 
料理は感謝の気持を表現できる
もっとも身近で確実な方法。
 
 
さて前回、
自己満足型料理 
他者満足型料理
の違いについてお話しました。
 
 
前回の内容
なぜおいしい料理ができるのに評価されないのか?
 
前々回の内容
料理上手な人がしている「あること」とは?
 
 
 
「自己満足型料理」
 
それは、
自分の好きな
 
あるいは、
得意な、作りやすい料理を
つくることです。
 
 
一方
「他者満足型料理」
 
食べる人の好み、
体調、なりたい状態に、
思いを巡らせ、
 
 
食べた時にどんな気分になって欲しいかを
考えて作った料理です。
 
 大切なのは、
 
「何をつくるかではなく、
誰の為にどうなって欲しいのか
を想ってつくるか」です。
 
という話でした。
 
つまり

他者満足料理=相手の問題解決をすること

だから
 
おいしい料理のできる人は
問題解決能力が高い人が多い。
 
 
料理教室でやスクールでは
レシピやテクニックを教えてくれても
 
 
食べる人のことを想って作る
という発想法は教えてくれません。
 
 
 
仮に伝えていたとしても
深く掘り下げて実践できるまでは
指導していないでしょう。
 
 
 
だから教わったテクニックを使って
レシピ通りに作って
自分では上手くできたと思っても
 
 
食べた人から期待したほど
喜んでもらえないという
残念なことになって
モチベーションが下がってしまう。
 
 
 
とっても
もったいないです、、、
 
 
 
じゃあ
食べる人のことを想ってつくることを
身につけるにはどうすればいいの?
 
 
これまでも
料理が大好きで
いろんな料理教室やスクールに通ったり
資格をとったりとそれなりに
時間とお金を投資してきた人多いと思います。
 
 
でも学んだことが
身につかなかったり
長続きしなかった人も多いのでは?
 
 
その理由は
自分の為の学びだったからです。
 
 
一方
誰かの役に立ちたいと
懸命に考え、失敗しながらも工夫し続ける。
 
 
そのプロセルこそが
学びが深まりスキルアップする瞬間です。
 
 
僕たちパーソナルシェフは
毎回がクライアント為に
とことん考え抜いて料理をする
実践の場にいます。
 
 
毎回が一皿入魂。
 
 
こんな経験を積み重ねていくうちに
食べる人のことを想って作るという発想が
染み付いて習慣になってきます。
 
 
 
実践を100回くらい積み重ねた頃には
料理はまったく変わっています。 
 
 
 
こんな強制的環境に身を置くのが
一番手っ取り早いのですが、
誰でも出来る訳ではないですよね。
 
 
みなさんの場合は
それをどうやって身につければいいのか?
 
 
 
その答えは
毎日のみなさんのキッチンにあります。
 
 
今日大切な人の為につくる料理の中で
実践していけばいいんです。
 
 心の置きどころひとつです。
 
 
 
たとえば、1日2回
 
ひたすら食べる人のことを想い
その人の問題解決を意識した
料理をつくり続けたとすると
 
 
年間で約700回
 
 
他者満足料理を実践できることになります。
 
大切なのは
知識よりも実践
数稽古です。
 
料理は今日からでも始められるし
結果も見えやすい。
食べた人の顔色、食べっぷり、
言葉のニュアンスからすぐにわかる。
 
但し、
忘れないでください。
 
 
着地点から逆算してです。
くれぐれも相手のことを想ってという事を
忘れないでください。
 
 
今日の料理から始めてみてください。
 
 
やってみたけどなんかうまくいかない
これでいいのかどうかわからない
やっぱり自分も実践の場で経験したい
 
 
そういう方の為に
今年最後の個別相談をやろうと思っています。
 
 
内容とスケジュールの調整を調整中ですが
12月初旬になりそうです。
 
 
今年の悩みは今年中に解決して
すっきりした気持で
2018年を迎えましょう。
 
 
次回は「他者満足型料理」を
実践してきた結果
どう変化したかという実例を紹介します。
 
 
お楽しみに。

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