お楽しみさまです!松本敏弘です。
さて前回のメルマガ
「謎?いつも通りつくっているのにおいしくない」
の続きをお届けします。
僕もこれまで山のように「謎」を経験してきました。
レシピ通り、手順通りに、
時間も、分量も計って作ったのに
それでも失敗する...チ~ン
じゃあ、どうすれば
失敗せずに作れるようになるの?
その答えは「失敗した理由」を理解すること。
そんなこと当たり前じゃん
と思わないでください。
みんな理由なんて考えてない
いや、考えても分析してないんです。
おいしいの法則は
数々の失敗を検証したエッセンスです。
では前回のつづき
三つの要素をみていくことにしましょう。
1. 変化する食材、環境
2. 法則化されたスキル
3. 求める着地点
まず、最初に大切なことは、
食材の目利きです。
今日の食材は
自分の中の標準との差はどれくらいなのか?
状態、味などを食材を観察
時に会話しながら吟味します。
次は、環境の把握です。
使い慣れた自宅のキッチンの場合は
あまり考慮しなくても大丈夫ですが、
初めての場所で料理する場合は
調味料、調理器具を
いつも使っているものと較べて
どう違うのか把握しておきましょう。
次は、法則化されたスキル。
これはコツの科学や料理科学の世界で
数字で現す事のできる世界です。
単にテクニックや、数字を知るだけでなく
その理由を学ぶ事が大切です。
応用力、再現性を身につけます。
たとえば、
温度(何度で温める、焼く、ゆでる、揚げる)
濃度(塩分濃度、とろみつけ、あんかけ
切り方(角度、立ち位置)
など。
食べた人から引き出したい感動
に少しでも近づけるように
法則化されたスキルを
応用していきます。
料理は、決して感性、
ましてや適当な世界ではありません。
原因と結果がとても明確な世界です。
まずい料理の責任の90%は作る人にあります。
料理をおいしく作りたければきっちり作ること。
みなさんはこの
料理をきっちりつくることを
手間がかかる、
時間がかかる面倒だと誤解してませんか?
料理をきちんと作るためには
最初は少し面倒かもしれませんが
一度原因と結果の法則を身に付けてしまえば
あとは失敗知らず、レシピ要らずの
料理を自在に楽しめる世界へようこそです。
要素はたった3つだけです。
それぞれの要素の「見極め」を
を日々磨いて行くことが
料理の醍醐味だと思います。
さぁ、
今日もさらに先に進むことができるように
料理と向き合ってみましょう!
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ではご機嫌な週末を!