パーソナルシェフへの道

パーソナルシェフ認定講座の様子や最新情報をお届けします

単においしい料理と食べた人を幸せにする料理の違いとは?

9月に入り
 
新しいクライントが増えたり
新しい案件をいただいたり
新しい講座の準備をしたりと
 
 
はたまた
スタッフとの面談をしたりと
 
 
秋になり始めた途端
いろんな事が一気に実り始めて
忙しくしていてメルマガ
ご無沙汰してしまいました。
 
 
 
僕自身も新しいクライアント様のキッチンで
一皿入魂お料理させていただいています^^
 
 
 
日々クライアント宅でお料理している
シェフから作ったお料理と
現場の報告が届きます。
 
 
一日の終わりに必ず目を通す
楽しみな日課です。
 
 
 
パーソナルシェフを始めてからの日課なので
おそらくこれまでに延べ8000件以上
お料理の報告を見てきました。
 
 
そんな中で
気づいたことは
 
単においしそうな料理と
食べた人が幸せになる料理は違う
 
ということです。
 
 
FBやインスタにはおいしそうな料理が
日々たくさんアップされています。
 
 
どれもこれも
本当にキレイでおいしそうです。
 
インスタ映えしてます!
 
 
でも
SNSにアップされる
料理写真から伝わってくるのは
 
 
 
自分の作った料理
おいしそうでしょう
スゴイでしょうということで
 
 
決して料理の向こう側にいる
食べる人の幸せそうな様子ではないです。
(全部がそうだとはいいませんが
そういう傾向にあるということです)
 
 
いつも言っていることですが
パーソナルシェフの作るのは
究極の家庭料理
 
大切にしているのは
 
「何をつくるかよりも
誰の為につくるか」
 
 
ということです。
 
 
なので日々送られくる写真から
読み取るのは、
 
 
・レシピ通りにできた
・キレイにできた
・おいしそうにできた
 
 
それも大事じゃないとは言いません。
 
 
それより大切な事、
 
今日の料理で
食べた人が幸せになっている
イメージができるか?
 
 
この一点です。
 
 
これはパーソナルシェフの料理として
どうしても譲れないところなんです。
 
 
 
飲食店でシゴトをしてた時
いつもモヤモヤしていたのは
 
 
提供する料理、
そのほとんどのが
 
 
どんな人が食べるのか
イメージできていないのに
提供しているというジレンマ。
 
 
それを何とか解決できる方法はないか?
 
 
そう思ったのが
パーソナルシェフを始めたそもそも。
 
 
目の前に食べるがいて
その人の為だけにつくる
普通なのだけど特別な料理。
 
 
そんな料理が提供できたら
 
 
食べる人もつくる人も
ハッピーになれる。
 
 
だから
 
食べる人の幸せそうな顔がイメージできる?
 
そこを目指したのが
パーソナルシェフの料理です。
 
 
「料理には人を幸せにする力がある」
 
そのことに気づかせてくれたのが
佐藤初女さんのおむすび。
 
 

青森県弘前市、岩木山の麓に
「森のイスキア」と呼ばれる家があります。

 

その家には日本各地から、
心を病んだ人
苦しみを抱えた人たちが
集まってきます。

 

 

中には
自殺を決意して訪れる人もいます。

 

 

そんな人たちに初女さんは
その季節、その土地で取れたもので
ごく普通のごはんをつくってあげるのですが、

 

初女さんのごはんを食べた人たちは、
そこから生き続ける勇気と希望をもらい、
社会に帰っていくというエピソードでした。

 

日々のごはんは
人に生きる勇気と元気を与えられる!
 
 
それこそが食べた人の
カラダも心も幸せにする
 
パーソナルシェフのごはん
 
なのです。
 
 
レシピやテクニックではなく
単においしいだけでもない
究極の家庭料理。
 
 
そこに今日も近づいているか?
 
 
そんなことを毎日考えたり
クライアント様からのフィードバックをいただきながら
検証してきたおかげで
 
 
単においしいそうな料理と
食べた人を幸せにする料理の
違いが見えてきました。
 
 
パーソナルシェフの現場での経験や知恵が
みなさんのおうちでつくるごはんの
ヒントになればと次回のメルマガから
何回かに分けてお伝えさせていただきます。
 
 
料理で食べた人を幸せにするのに
役立てていただけたら嬉しいです。
 
 
またメールします。

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